小児の肺炎
小児の肺炎とは、肺の組織(主に肺胞や間質)に炎症が起こる疾患で、子ども(特に乳幼児)は風邪などの上気道感染から進行しやすいのが特徴です。 呼吸が速い、ゼーゼーする、ぐったりしている場合は要注意です。 原因の多くは感染性で、RSウイルスや肺炎球菌等のウイルスや細菌が関与します。 症状が哺乳力低下や呼吸が速いだけで熱が出にくい場合もあり、重症化しやすいです →風邪症状が長引く(咳が2週間以上、熱が3日以上)場合や、呼吸が苦しそう・ぐったりしている場合は早めに小児科を受診してください。 重症化すると呼吸困難や脱水を起こします。
小児の肺炎とは
小児の肺炎とは、肺の組織(主に肺胞や間質)に炎症が起こる疾患で、子ども(特に乳幼児)は風邪などの上気道感染から進行しやすいのが特徴です。 呼吸が速い、ゼーゼーする、ぐったりしている場合は要注意です。 原因の多くは感染性で、RSウイルスや肺炎球菌等のウイルスや細菌が関与します。
症状
- 発熱:38℃以上が続き、4〜5日以上持続したり、熱が上がったり下がったりを繰り返します。
- 咳:乾いた咳や湿った咳(痰が絡む場合)が認められ、夜間に悪化しやすいです。
- 呼吸の異常:呼吸が速い(頻呼吸)、ゼーゼー・ヒューヒューという喘鳴、胸の陥没呼吸、鼻翼呼吸(鼻の穴が広がる)等が認められる事もあります。
- 全身症状:ぐったり感、元気がない、食欲不振、水分摂取不良、嘔吐、下痢を伴う事もあります。
- お腹の痛みが出る場合もあります。(下葉肺炎で横隔膜刺激のため)
乳児の注意点
症状が哺乳力低下や呼吸が速いだけで熱が出にくい場合もあり、重症化しやすいです →風邪症状が長引く(咳が2週間以上、熱が3日以上)場合や、呼吸が苦しそう・ぐったりしている場合は早めに小児科を受診してください。 重症化すると呼吸困難や脱水を起こします。
年齢別
- 新生児〜3ヶ月頃:B群溶血性連鎖球菌(GBS)、グラム陰性桿菌(大腸菌など)、RSウイルスなど
- 3ヶ月〜4歳頃:ウイルス(RSウイルス、インフルエンザなど)が多く、他に肺炎球菌、インフルエンザ菌(Hib)等
- 5歳以上:マイコプラズマが多い、他に肺炎球菌、肺炎クラミジア等、一部にウイルスも混在
病原体別
- ウイルス性:自然に軽快しやすいが、細菌の二次感染に注意、時に重症化することも
- 細菌性:急速に進行しやすく、高熱・強い咳・呼吸困難が出やすい、抗生物質が有効です
- マイコプラズマ肺炎:発熱・咳が目立ちますが、比較的元気に見えます、薬剤耐性型が増えてきています
治療の基本
治療は原因により異なります。
- ウイルス性:対症療法(解熱、補液、酸素投与など)、抗生剤は無効。
- 細菌性肺炎が疑われる場合(マイコプラズマ除く):抗生剤(ペニシリン・セフェム系)、入院し点滴投与が必要なことが多いです。
- マイコプラズマ肺炎:抗生剤(マクロライド系・テトラサイクリン系等)、内服投与で改善することが多いです。