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RSウイルスとは

RSウイルス(呼吸器合胞ウイルス、Respiratory Syncytial Virus)は、乳幼児に多くみられ、発熱、鼻水、咳等を引き起こす急性呼吸器感染症の原因ウイルスです。

生後1歳までに大半の乳幼児が初めて感染し、特に初回感染時は細気管支炎や肺炎など重症化のリスクが高まります。

感染は飛沫感染や接触感染によって広がり、生涯にわたり再感染を繰り返すのが特徴です。

症状は風邪様の軽症から重篤なものまで様々で、特効薬はなく対症療法が中心となります。

症状

RSウイルス感染症の基本的な症状は以下です。

軽症であれば風邪様の症状で経過しますが、重症化すると細気管支炎や肺炎を引き起こし、特に乳幼児では喘鳴(ゼーゼーとした呼吸音)が特徴的です。

  • 鼻水
  • 咳
  • 発熱
  • 喉の痛み

潜伏期間

2~8日(平均4~6日)で、発熱や鼻水等の上気道症状が数日続いた後、咳や呼吸困難等の下気道症状が現れることがあります。

感染経路

RSウイルスは表面で数時間生存するため、感染経路としては咳やくしゃみの飛沫感染や、手や物を介した接触感染が挙げられます。

流行時期

主に秋から冬、早春にかけて流行し、日本では9月~2月頃がピークです。ただし近年は通年で検出される傾向もあります。

治療

対症療法が中心であり、水分補給、解熱剤、乳幼児に対する鼻吸引等が行われます。

重症例では酸素投与や人工呼吸器が必要となる場合もあります。症状がある場合や悪化が疑われる際には、早めに医療機関を受診してください。

合併症・注意すべき症例

合併症として乳幼児での細気管支炎、肺炎、呼吸困難があります。特に早産児や心肺疾患を持つ乳児では重症化のリスクが高いです。 高齢者では肺炎や既存の呼吸器疾患の悪化が起こることがあります。乳幼児の初感染は重症化リスクが高く、特に生後6ヶ月未満の場合は注意が必要です。

再感染はよくありますが、2回目以降は通常軽症で済みます。乳児期にはインフルエンザよりもリスクの高いウイルスとされています。

予防と環境管理

日本ではハイリスク児(早産児や先天性心疾患を持つ子ども)に対して予防抗体薬(パリビズマブ)が使用されています。 日常生活での対策として以下が重要です。

特に保育園や病院等、集団生活の場では徹底した感染対策でリスクを減らすことが推奨されます。

  • 手洗いと消毒
  • マスク着用
  • 密接な接触の回避
  • 換気や共用物の消毒

テストクリニック 新宿

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