じんましん
じんましん(蕁麻疹)は、皮膚に現れる赤い発疹や膨疹で、かゆみを伴う皮膚疾患です。 皮膚に赤または白っぽい膨らみ(膨疹)ができ、境界がはっきりしていることが多く、強いかゆみがあります。場合によっては灼熱感やチクチク感を伴います。
じんましんとは
じんましん(蕁麻疹)は、皮膚に現れる赤い発疹や膨疹で、かゆみを伴う皮膚疾患です。
皮膚に赤または白っぽい膨らみ(膨疹)ができ、境界がはっきりしていることが多く、強いかゆみがあります。場合によっては灼熱感やチクチク感を伴います。
まぶたや唇の腫れ、喉の違和感、呼吸困難等の症状が現れることもあり、数分から数時間で消えることが多いですが、繰り返し現れる場合もあります。
メカニズム
じんましんは、皮膚の肥満細胞(マスト細胞)が刺激を受けて活性化され、ヒスタミン等の化学物質を放出することで生じます。
ヒスタミンは皮膚の血管を拡張し、血管の壁に隙間を生じ、そのため血漿(けっしょう)が皮膚組織に漏れ出し、この血漿が皮膚を押し上げて膨疹を作り、赤みや強いかゆみを引き起こします。
原因
じんましんの主な原因には以下があります。
- アレルギー:食物、薬剤、花粉、虫刺され、金属等です。
- 物理的刺激:圧迫、寒冷、暑さ、日光(紫外線)、摩擦等です。
- ストレスや感染症:精神的ストレスやウイルス感染が引き金になることもあります。
- コリン性じんましん:運動や入浴などで汗をかくことで誘発されます。
- 原因不明:急性じんましんでは原因が特定できない場合も多く(約80~90%)、特発性とされます。
急性と慢性じんましん
- 急性じんましん:症状が6週間以内に治まるタイプで、突然発症し短期間で消えることが多いです。
- 慢性じんましん:6週間以上続き、原因の特定が難しい場合が多いです。
治療
かゆみや発疹を抑える抗ヒスタミン薬が第一選択で、重症時にはステロイドを短期的に使用することもあります。
予防と健康管理
原因や刺激を避けること、ストレスを減らすこと、保湿や刺激の少ない服装を心がける等、生活管理が大切です。
注意点
じんましんに伴って呼吸困難や喉の腫れ(アナフィラキシー)が現れた場合は、緊急的な対応が必要であり、救急外来を受診してください。 また、症状が長引く、頻発する場合も病院の受診が推奨されます。